アンセルメ指揮スイス・ロマンド管弦楽団の演奏で、ベートーヴェンの交響曲7番を聴く。
アンセルメのベートーヴェンあるいはブラームスの演奏を前から気にしていたが、CDをまだ持っていない。でも、それらは録音が50年以上前なので、パブリック・ドメインで聴ける。ブラームスはまだのようだが、ベートーヴェンの交響曲は全部聴くことができる。こうしたサイトはありがたい。
演奏は爆演系。おそろしく元気がいい。テンポは比較的速め、サクサク進む。ときにルバートをきかせるが、自然。
スイス・ロマンドの持ち味である管楽器が前面に出ていて楽しい。フルート、ファゴット、オーボエ、トランペット、ホルン。。。
また、ここぞというところで強烈な杭を打つティンパニも気持ちがいい。特に4楽章は、出だしから最後まで轟音が響きわたる。いろいろな演奏の「7番」を聴いてきたつもりだが、こういうアプローチは初めてかもしれない。
ラストは怒涛の盛り上がり、エア指揮をしてしまいそう。
リスニングルーム1960年1月の録音。
ペドちゃん。
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