シュルツのフルートで、プーランクのフルート・ソナタを聴く。
この曲は、プーランクが1956年から57年にかけて書いた作品。
室内楽振興のために力を注いだ、アメリカの裕福な音楽愛好家である、クーリーッジ夫人に捧げられている。
初演はランパルのフルート、作曲家自身のピアノによって行われ、大好評を収めている。
フルートという楽器は、オーケストラ曲では重宝されているものの、管楽器のアンサンブルに登場することは意外と少ない。モーツァルトのピアノと管楽五重奏しかり、シューベルトの八重奏しかり、プーランクの六重奏やサン・サーンスの七重奏しかり。音量が少ないせいなのか、音がスカスカしているせいなのか。
ただ、このソナタでは、その(スカスカな)音が楽想に合っているように思う。
冒頭から、フルートの研ぎ澄まされた音に引き込まれる。メロディーが軽やかで愛らしい。フルート以外の楽器ではこうはいかないだろう。
2楽章はとても品のいい悲哀が立ちこめる。音が、ぐっと深くなる。
3楽章は快速。森に羽ばたく小鳥のように素早い。中間部は打って変わって、また深い。
シュルツはウイーン・フィルの奏者であるが、ブラインドで聴いたら、どこの国の奏者かわからない。そういう意味で、モダン楽器のフルートで顕著な個性を発揮するのはなかなか難しいのじゃないだろうか。
ヴォルフガング・シュルツ(フルート)
ジェームス・レヴァイン(ピアノ)
1989年4月、ザルツブルクでの録音。
磐越西線の快速ライナーで郡山を出発。
名物ソースかつ丼。食ってみたらチキンカツだった。なかにはこういうひどい店もある。
鶴ヶ城。一日違いで綾瀬はるかが来たらしい。見たかった!
ホテルから望む会津若松駅。
ニシンの山椒漬け。会津の焼酎によく合う。
さくらロース。馬の肉にはほとんど味がない。辛みのきいたニンニク醤油でいただく。
さくらのレバ刺し。牛がだめでもこれがある。こちらはごま油と塩で。
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