ギレリスのピアノで、グリーグの『叙情小曲集』を再び聴きました(1974年6月、ベルリン、イエス・キリスト教会での録音)。
今年初聴き。というか、年末から毎晩聴いている(笑)
3曲目くらいで眠りに陥ちることもあれば、全部終わってもまんじりとしない夜も。
このCDには20曲が収録されています。「アリエッタ」の淡い抒情、「蝶々」の淡い夢のような飛翔、「メロディー」のせつなさ、「音楽帳」の濃い夜の匂い、「夜想曲」の凍った湖のような肌触り、「余韻」の何もかもふっきれたような清々しさなど、珠玉と云うにふさわしい。
ギレリスは可憐で立派。
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