ボスグラーフのリコーダーで、テレマンの「12の幻想曲」を聴きました(2008年4月、オランダでの録音)。
リコーダーは、曲によってアルト、ソプラノ、ヴォイス・フルートを持ち替えで吹いています。ピッチはいずれも415Hz。聴いてもわからない(笑)。
うららかな春風のような響きは、いつもガサツな拙宅の空気を清めてくれるようです。
リコーダーを習って2年半あまり経ちました。
上達が遅いことは置いておいて、でもそれに関連することだけど、最近自分のクセに気づかされました。そのひとつは、曲によって音符の長さを曲解すること。
例えば、四分音符を必要以上に長くとり、また八分音符を短く吹いてしまう。初めての曲は、楽譜を読みながら手拍子をとってリズムを把握するのが習わしなのだけど、どうもその段階で間違えているみたい。
勝手に作曲しちゃってる(笑)。
そのあたりは先生の指摘で直すわけだけど、こうした事象が起こるのは、自分の気質や性格が関連しているように思えてならない。
森有正は、音楽の演奏で同じ個所を間違えるのはその人の性格的な要因である、というようなことを云っていました。うろ覚えなので間違っていたらすみません。
だからなんなんだということはあるけど、要は自分という人間の問題は音楽においても手当しないといけない、ということだと最近やっと考え始めています。
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