メノッティ「電話」他のコンサートに足を運びました(7月10日、ソフィアザールサロン駒込にて)。
湯浅桃子(ソプラノ)
岩田健志(バリトン)
小滝翔平(ピアノ)
前半の、グノーにおける鮮やかな色彩のコロラと、コルンゴルドのゴシック調ともいえる退廃美の余韻冷めやらぬうち、後半はガラっと趣向を変えてメノッティ。
名前からしてイタリア系だと思うけど、作品は英語。それがマイ・フェア・レディを彷彿とさせるポップな味わいを醸成している理由のひとつかな。
お2人の洒脱な演技と、生命の弾みを湛えた歌声に痺れました。
岩田さんの良さは既知だけど、湯浅さんのパステルカラーの演奏は今日の大きな収穫。
そして小滝さんの歯ぎれのいいピアノもいい味を出していました。
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