パトリック・デネッカー、斉藤文誉、本村睦幸の3名によるリコーダーコンサートに足を運びました(2023年10月4日、ティアラこうとう小ホールにて)。
まずフランドル地方のルネサンス音楽。このために制作したという白い3種のリコーダーの音色は、まさに時空を超えて胸に響きました。何はともあれ、音がいい。
バロックはフランスとドイツのもの。ルネサンス音楽よりも、輪郭がハッキリしている印象。
最後に古典派の楽曲。この時代のリコーダー曲を聴くのは初めてかもしれない。シュターミッツのような、折り目正しいフォルムであり、リコーダーで演奏するのがいい、そう感じました。
全体を通じて、ホンワカとアットホームな、後味のいいコンサートでありました。
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