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"ソフトウェア品質管理の原点"、ハーゲゴール、ブラームス歌曲

2015.06.06 - ブラームス

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宮下洋一の「ソフトウェア品質管理の原点」を読む。

これは、システム開発における品質管理活動について記された本。同じグループ会社の方が記しているので、研修の一環として業務中に読んだ。

「現場主義は、単に現場での問題解決のみを最優先にするということではない。当面の問題に対しての対応をするだけではなく、現場の目線で先読みして、組織全体の仕組みを改革していくことが、経営トップに要求されている。『神は現場に宿る』という有名な言葉があるが、経営戦略を具体化するヒントや問題解決の糸口の多くは現場に存在する」。

来週から現場で揉まれます。






ホーカン・ハーゲゴールのバリトン、レヴァインのピアノでブラームスの歌曲を聴く。

子守歌 Op.49-4
私は戻る道を知りたい Op.63-8
永遠の愛について Op.43-1
夜のさすらい人 Op.86-3


ハーゲゴールは、ベーアと共にF=ディースカウの後継者として期待された歌手。1980年代を中心に活躍したようだ。ディースカウと比べるのは酷だが、今はどうしているのだろう。

このブラームスは素晴らしい。たっぷりと厚みのある、やや高めのバリトンは、声だけでも魅せられる。

「子守唄」は誰もが知るだろう有名曲。ハーゲゴールのまなざしはとても優しく、大人の私も眠くなる。

「私は戻る道を知りたい」は深くて濃い夜の帳が降りるよう。半音階がまざった旋律はシューマンのリートを思わせる。幻想味に溢れている。

ハーゲゴールの声の魅力がもっとも発揮されているのが「永遠の愛について」だろう。劇的な高音部の歌いまわしは、ディースカウに少し似ている。

「夜のさすらい人」ときくと老人の徘徊を連想するが、これは思索的で落ち着いた佇まいの音楽。たっぷりとした呼吸でもって、夜の空気を歌いあげる。そこには一筋の光がある。

レヴァインのピアノは手堅い。


1983年10,11月、ニューヨーク、RCAスタジオでの録音。



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映画館。





在庫がなく、ご迷惑をおかけします。
そろそろ重版できる予定です。




「ぶらあぼ」4月号に掲載されました!








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Comment

ブラームスの歌曲 - yoshimi

ブラームス歌曲集は女声の録音を数枚持っていますが、男声はシュライヤーだけです。
若い頃のレーゼルのピアノ伴奏が良かったので、珍しく男声のCDを買いました。

「私は戻る道を知りたい 」(シュライヤー盤では「おお、帰り道が分るなら」)のピアノ伴奏は幻想的ですね。
ブラームスの歌曲は、ピアノ伴奏も凝っていますね。歌以外に伴奏を聴いても結構楽しめます。
「僕たちは歩いて行った Op.96-2」は、夢か子守歌のように優しい感じがします。
とてもドラマティックで好きなのが、「僕の恋は新緑だ Op.63-5」。
明るい優しい曲や快活な曲が多かったので、重厚で陰りのあるブラームスとは違っていました。
2015.06.07 Sun 13:47 URL [ Edit ]

これから聴いていきたい。 - 管理人:芳野達司

yoshimiさん、こんばんは。
ブラームスの歌は、ずいぶん前に「愛の歌」をFMで聴いてとても気に入りました。その後、ディースカウの歌曲集を何枚か聴きました。わりと最近なのですが、ディースカウとシュワルツコップが歌った民謡集を購入したのですが、これがよくわからなかった。。それでしばらく聴いていませんでした。
ハーゲゴールの歌は4曲しかないのが惜しい。素晴らしく瑞々しい歌です。すっかり気に入りました。
シュライヤー。間違いなく、いいでしょう! しかもレーゼルですか。やばいな(笑)。
2015.06.07 22:09
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