今日の昼呑みは神保町の「上海庭」。五目あんかけ焼きそばをアテにビールとウーロンハイ。
五目といいつつ乗っているのは、白菜・小松菜・メンマ・木耳・人参・豚肉・イカ・海老・アサリ・うずらの玉子という豪華な布陣。
中国人の店は、往々にして気前がいいと思う。
さて、アシュケナージのピアノで、シューマンの「交響練習曲」を聴きました(1965年7月、ロンドンでの録音のようです)。
アシュケナージは昔から好きなピアニスト。なにしろ音が綺麗。ミケランジェリやリヒテルのそれとは質が異なるようで、丁寧にやすりで磨かれたような丸みがいいのです。
デッカの柔和な録音と相まって、華やかな音世界を繰り広げていてステキ。
5曲の遺作は、第9変奏曲のあとに1番から順番にまとめて挿入されています。タイミングが実に自然。5番は、キーンと晴れた冬の夜空。眩い星屑が降り注がんばかり。
終曲はいたずらに声を荒らげないピアノでありつつ、じわじわと高揚していき、興奮させられます。
ところでこのCD、先ほどディスクユニオンで購入したのですが、開封すると落書き、もといサインのようなものが書かれている。
アシュケナージだろうか?
ご存じのかた、教えてください。
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