シューベルト 交響曲全集 C・デイヴィス指揮 ドレスデン国立歌劇場管弦楽団ドラゴンズ53年ぶりの優勝、近所の中華料理屋で見届けました。30年以上待った甲斐があったよ。
ポストシーズンでは中村や谷繁がよかったし、シーズンを通しては荒木、井端、岩瀬がよくがんばった。落合監督の野球はつまらないというヒトがいるけど、荒木、井端を中心とした、冴え渡る守備を主体にした野球は渋いけれども面白いと思う。
まあ正直なところ、ファンからすれば、勝てればなんでもいいやということなんだけど。
そのドラゴンズがCSを快進撃している最中に、ふとシューベルトの交響曲が聴きたくなって、C・デイヴィスの全集を購入。
なぜこの指揮者にしたかは、次の2点から。
1.昔やったボストン饗との「グレイト」がとてもよかったから。
2.安かったから。
何枚か聴いてみたけど、これは期待通りかそれ以上のものだった。「グレイト」も素晴らしい。
冒頭のホルンの決然とした響きを聴いただけで、この演奏のレベルの高さを予感させられる。反復を全て実行しているので、全曲で62分という長さになっているが、テンポは中くらい。
提示部を2回づつ繰り返しているわけだが、この演奏ならば、何十回と繰り返して欲しいほどだ。
ドレスデンのオケは肌理が細かく、音そのものが快感だが、デイヴィスの指揮は細部までよく目が行き届いた丁寧なもの。微妙に動くテンポ設定は考え抜かれており、流れがいい。
第4楽章で弦のさざ波の上でクラリネット、フルートと吹き継がれるところでは、涙が出そうになった。
今まで聴いてきた「グレイト」の録音の中で、ジュリーニ/CSOと並んでトップクラスの名演奏。PR
無題 - rudolf2006
Re:rudolf2006さん、こんにちは。 - 管理人:芳野達司
コメントありがとうございます。
やっと日本一になれました。30年以上、あまりに長すぎて実感がわきません。
山井の交代にはびっくりしましたが、マウンドにあがった岩瀬の飄々とした姿を見て、シーズンを締めるのはこのヒトしかいないと思いました。
近鉄は、江夏の広島とやったとき応援していましたよ。いまさらですが、あの試合は惜しかったですね。
rudolf2006さんのシュタインの記事を読んでシューベルトを聴きたくなったのデス。1番など初めて聴きましたが、いい曲ですね。
C・デイヴィスの指揮は、かなりいいと思いました。
2007.11.03 17:08
無題 - みー太
Re:みー太さん、こんばんは。 - 管理人:芳野達司
コメントありがとうございます。
>中日、優勝おめでとうございます。
ありがとうございます。物心ついてから始めての日本一なので嬉しさひとしおです。しばらくはつまみなしで酒が飲めます(笑)
ディヴィスの全集を注文されましたか。聴く前は、正直言って「グレイト」以外はそれほど期待していなかったのですが、みんなあまりに素晴らしいので軽い驚きがありました(とはいえまだ4番と6番は聴いていませんが)。この4枚組で、これもまた当分楽しめそうです。
2007.11.04 00:53
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