※※勝手にストラヴィンスキーの日※※ずいぶん昔の話で恐縮です。
C・デイヴィスの「春の祭典」が発売された直後くらいに、
FM東京でその演奏が放送されたのだが、解説が音楽評論家の
金子建志さんで、「春の兆し」の部分の聴き比べをやっていたのだ。
金子さんは、当時いろいろな番組で聴き比べをしていて、実に、
面白かった。
このときにあがったのが、確か、
・アバド/ロンドン饗
・ショルティ/シカゴ饗
・メータ/ロサンゼルス・フィル
・マゼール/ウイーン・フィル
・ブーレーズ/クリーヴランド管(CBS)
・ブーレーズ/フランス国立放送管
…
といった演奏だったと記憶している。
アバド盤の迫力、メータ盤の速さ、マゼール盤のまったり感が
印象的で、「春の祭典」にすっかりハマッってしまった。
金子さんには、またこのような企画を実現させてほしいものである。
小生の愛聴盤は以下の通り。
テキトーな選択である。
酔っ払いなので。
サロネンやラトルやカラヤンのライヴなど、聴いていないものも多い。
生きているうちに全部聴けるだろうか?
★スケールの大きさでは一押し。おかずなしでどんぶり飯が食える?
・ドラティ/デトロイト饗★ツッパリだったころのブーレーズ。尖っている。
・ブーレーズ/クリーヴランド管(69)年★ゴージャス・フィラデルフィアの魅力爆発。
・ムーティ/フィラデルフィア管★(当時の)若い衆の演奏はノリがいい。
・T・トーマス/ボストン饗(廃盤だろうか?)・メータ/ロサンゼルス・フィル★ロシア=荒々しい、という印象が定着しているが、彼らの演奏を
聴くと、確かにその通り。
・ゲルギエフ/キーロフ歌劇場管・フェドセーエフ/モスクワ放送饗★ケレン味満載。いやがるウイーンフィルを無理やり…という感じ。
・マゼール/ウイーン・フィル★音が良くて切れがある。「ハルサイ」では音質が重要。
・ショルティ/シカゴ饗・シャイー/クリーヴランド管モントゥーやマルケヴィッチの演奏は、当時は革新的だったのだろう
が、今聴くとパンチに欠けるし、音質がいまひとつだと思う。
結局、定盤に落ち着いてしまいました。
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