ヒンデミット 木管のためのソナタ集体調が回復しつつあるので、じょじょに転職活動を始めている。
先週に転職エージェント(インテリジェンス)に登録したところ、コンサルタントの面接の誘いがあり、丸の内まで行ってきた。
実はこの会社、以前にも利用したことがあって、そのときは1ヶ月弱で転職が決まった。
ただ現在は、リーマン・ショックの影響がいまだ続いており、5年前に比べると7割程度の求人数になっているとのこと。
とりあえず35社紹介いただき、そのうちの10社に応募手続きを行った。
決まるまで、おおむね3か月くらいはみておいたほうがよいとのこと。
47のオッサンが2度目の転職。大丈夫なのか?
書類選考に2~3週間かかるので、報告はまたおいおい。
そんななか、ヒンデミットのイングリッシュ・ホルン・ソナタを聴く。
6楽章からなる曲だが、時間は十数分。規模としては、先週に聴いたスカルラッティのソナタくらいだが、もちろん内容は時空を超えて違う。
1941年の作曲。戦争中の作品になる。緩急が交互に繰り広がる。速くても遅くても、なんとも言えない切ない響き。
オーボエとは似て非なる、牧歌的な雰囲気が独特。
ソロのインデアミューレは、ホリガーに師事をしたスイスのオーボエ及びイングリッシュ・ホルン奏者。
キリッと締まった音色に高貴な味わいがある。
トーマス・インデアミューレ(イングリッシュ・ホルン)
カレ・ランダル(ピアノ)
1994年4月、ウイーン、バウムガルデン・スタジオでの録音。
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