ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲 シトコヴェツキ(Vn) マリナー指揮 アカデミー前回から2ヶ月あまり経ってしまったが、以下、転職状況の報告である。
インテリジェンス
書類選考落ち ・・・ 26社
リクナビ
書類選考落ち ・・・ 3社
リクルート・エージェント
書類選考落ち ・・・ 16社
マイナビ
書類選考落ち ・・・ 1社
二次面接通過、採否待ち ・・・ 1社
書類選考通過、一次面接待ち ・・・ 1社
書類選考中 ・・・ 1社
5年前はインテリジェンスに応募し、4社中2社から内定をもらい、そのうちの1社に就業した。
そのときと比べると、転職はかなり厳しいものになっていると言わざるをない。
原因は、2008年のリーマンショックもさることながら、年齢だろう。景気も悪くなったし、自身も齢を取った。
新卒の就職率が悪いと今朝の新聞に載っていたが、それとはまた違う意味での困難があるのだ。
音楽はベートーヴェン。残暑の厳しい日にふさわしい音楽ではあるまい。
でも、退屈なまでにまったりとした音楽に身を任せていると、不思議に時を忘れる。時を忘れることがいいことなのかどうかは別だけど、まあ悪い感じではない。
シトコヴェツキのベートーヴェンは、昔実演で聴いたことがある。モーストリー・モーツァルトのオーケストラとの共演であった。
そのときは、大きな体をしているわりには、細くて繊細なヴァイオリンを弾く人だとの印象があった。
このCDでも、それは変わらない。絹糸のような線がピシッと全曲を貫いている。曲がなにしろ大柄だから、そういうヴァイオリンはちょっとたよりないこともないのだけど、キレイなことはキレイ。
対してオーケストラは、けっこう厚い。鋭角的に切れ込んでくる。弦のキザミやティンパニの叩きは激しく、室内楽団であることを忘れてしまうくらい。
この演奏は、ヴァイオリンよりむしろ、気合いの入ったマリナーの指揮を愉しむのにふさわしいかもしれない。
録音時期不明(コピーライトは1993年)。
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