病気の完治にはまだ時間がかかりますが、ゆるゆると書いていきます。
汐澤安彦指揮、上智大学管弦楽団の第119回定期演奏会に足を運びました(2024年12月25日、すみだトリフォニーホールにて)。
オーケストラのコンサートは久しぶりだったので楽しみにしていました。
「ナブッコ」序曲は本編のおいしいところを抜粋したような音楽で、各場面が瑞々しい情感たっぷりに描かれていました。堪能。
リストのは、なんとも大仰で、あまり好きではない曲なので、汐澤さんをもってしても感銘は薄かった。
チャイコフスキーは文句なく素晴らしい演奏でした。
1楽章は気品のある哀感に満ちて、かつどっしりとスケールの大きな音楽。終楽章も響きにコクがあって重厚、ラストはアッチェレランドをかけつつも柔らかさを失わず、非常な高揚がありました。興奮
汐澤さんは今、日本を超えて、世界を土俵にしてもトップクラスの指揮者だと思います。
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