ブラームス ヴァイオリンソナタ全集 ズーカーマン(Vn) バレンボイム(Pf)宮城シリーズ最終回。
松島は今日も雨だった。
とはいえ旅館に閉じこもっているわけにもいかないので、遊覧船に乗ってみる。
穴のあいている島。
仁王島。
部屋から見た福浦橋。
船着き場から見た福浦橋。
伊達政宗坂上田村麻呂が作ったといわれる五大堂。
船着き場から見る五大堂。
瑞巌寺の参道。
瑞巌寺本堂。
瑞巌寺の洞窟群。
元来、納骨や供養のための施設で、造営は鎌倉時代に遡り江戸時代まで続いたという。
カキ丼。
ブラームスの「雨の歌」。
最近の関東の雨は、地を揺るがすような雷がついてくるので、この曲のしっとりとした風情あるものとはかけ離れているようだ。
どちらかといえば梅雨のしとしとした感覚に近いのかな。
ズーカーマンのヴァイオリンは濃い。特に、中低音のずっしりとした濃厚さは比類がない。
だから、ブラームスをやると鬼に金棒というか、腑に落ちる演奏を聴くことができる。
小回りとか、霊感には乏しいかもしれない。でも、重量感のあるグァルネリの響きはヴァイオリン音楽を聴くひとつの醍醐味を感じさせてくれる。
1974年、ニューヨークでの録音。
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