木管五重奏 アンサンブル・ウィーン=ベルリンCSはもっぱらテレビ観戦。ホークスはいくらCSに弱いとて、今年の勝ちあがりはさすがに順当でしょう。
ドラゴンズは苦しんで苦しんで、僅差の勝利。井端の一発は予想外とはいえこれが野球、逆に吉見の安定感は水際立った。河原や佐伯の起用に落合監督の温情を感じたのは気のせいか。あんなことされたら、一生ものだろうナ。
ハイドンのディヴェルティメント・変ロ長調を聴く。木管五重奏による演奏で、オリジナルがこの編成なのか、ライナー・ノーツには書いていない。特に編曲したとの記述はないから、そもそもの編成なのかな。
4楽章からなる曲で、2楽章のアンダンテはブラームスが取り上げて有名になった、あの「ハイドンの主題」である。ブラームスのものは何度も聴いたのに、ハイドンによるものは初めて。たしかに、聴きなじんだハイドンの主題である。とても素朴な味わいがあって心落ち着くようなメロディーであることは同じ。ただ、こちらは変奏曲ではないので、あっという間に終わってしまう。時間にして2分ちょっと。なんだかもったいないような気もするが、このあっけなさ、はかなさが潔い。などと思う反面、こんなに単純なメロディーを延々と展開させて大オーケストラ曲に仕立てるブラームスはやはりすごいなと、今さらであるがあらためて感じた次第。
この2楽章には「聖アントニのコラール」という副題がついているから、ハイドンもまた既成の旋律をパクッた、いや流用したのかもしれない。
アンサンブル・ウィーン=ベルリン
ヴォルフガング・シュルツ(Fl)
ハンスイェルク・シェレンベルガー(Ob)
カール・ライスター(Cl)
ミラン・トゥルコヴィチ(Fg)
ギュンター・ヘーグナー(Hr)
1995年、オーストリアでの録音。
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実績からいって、落合は中日史上最高の監督でしょう。渋い野球ですが、緊張感のある密度の濃い野球じゃないかと思っています。来年からはBクラスをうろちょろを覚悟といった感じです。
ハイドンのこの曲、演奏されたのですね。わたしはたぶん初めて聴いたのですが、素朴でいい曲だと思います。調べていると、たしかにハイドンの作ったものではない可能性もあるらしいことがわかりました。ハイドンやモーツァルトの贋作話はよくありますが、言われないとわかりません^^