
読売日本交響楽団の日曜マチネーに足を運びました(2025年6月1日、東京オペラシティコンサートホールにて)。
川瀬さんを生で聴くのは初めて。
1曲目はとてもスッキリしたいでたちのガーシュインで、小気味のいいテンポと歯切れのあるリズムが心地よかった。
これはドヴォルザークにおいても同様の感想。全体的にいくぶん早めのテンポでもって彩られた響きは明快。
2楽章のコーラングレによる有名な旋律は弦楽器ともども丁寧で、淡くてひんやりとした情緒を感じました。
終楽章の鳴らしっぷりは爽快。気持ちのいい演奏でした。
ピアノの阪田さんを聴くのも初めて。
素人目には、左手だけで弾くのは両手よりもバランスが難しそうに思えるけど、見た目も音楽も、楽々と動いているようでした。
音外しもないし、たいしたテクニシャン。アンコールにガーシュインの「魅惑のリズム」を弾いてくれて、これは両手による曲で、冴えわたっていました。
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