ドビュッシー ヴァイオリンソナタ ジョセフ・シルヴァースタイン(Vn) マイケル・ティルソン・トーマス(Pf)日曜日の夕方、西武ドームで野球観戦。西武対日本ハム。
西武・帆足の力投。この日は1点に抑えきった。
西武ドームは密閉式ではないから、中から外の景色が見える。そのため多少開放感がある。
この日は忙しかった日ハムのブルペン。
先発の多田野は、ときおり見せる超スローボールを駆使しながら粘ったが、中村「オカワリくん」に満塁の一発などを浴びて降板。
夜の西武ドーム。
西武新宿線。本川越駅にて。
ドビュッシーの室内楽曲は、涼しい。
聴けば体感温度が数度下がるような感覚。カラッと晴れた湿気の少ない高原で流しソーメンをすするような涼味に加え、都会の深夜の国道の匂いがする。
ボストン饗のコンマスだったシルヴァースタインと、のちに指揮者として名を馳せるティルソン・トーマスのコンビは1970年ならではのもの。ボストン饗つながりのふたり。
シルヴァースタインの濃くて締まった響きのヴァイオリンと、水彩画のように淡いタッチのトーマスのピアノがいいコントラストとなっている。
このCD、他にチェロソナタやフルートヴィオラハープのソナタや編曲版の「牧神」などが収録されており、選曲もさることながら演奏もステキだ。
1970年1~3月、ボストンでの録音
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