ペーター・ダムのホルン、ケンペ指揮シュターツカペレ・ドレスデンの演奏で、R・シュトラウスのホルン協奏曲1番を聴きました(1975年11月、ドレスデン、ルカ教会での録音)。
ダムのホルンは燻んだ黄金色。ほんのりとかかるヴィブラートがなんとも滋味深く、安心して身を任せられる演奏です。
オーケストラもいい。とくに、皮の香りがするティンパニは出番こそ少ないものの、存在感があります。
ティンパニと言えば、これとだいたい同時期に録音されたサヴァリッシュのシューマンも味わい深かった。
70年代のドレスデンの音は素晴らしいな。
パースのビッグムーン。
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