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スーク、コンヴィチュニー、ベートーヴェン"Vn協奏曲"

2022.09.25 - ベートーヴェン

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スークのヴァイオリン、コンヴィチュニー指揮チェコ・フィルの演奏で、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を聴きました(1962年4月、プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホールでの録音)。

この曲を聴くと、同じような繰り返しに退屈するときが少なくありません。オイストラフでも、シュナイダーハンでも、あるいはコーガンであっても。
でもやがて、そういうものなんだ、これは退屈さもひっくるめて味わう曲なんだと思うようになりました。今では、途中うたた寝することがあったり、その豪奢なひとときを楽しんでいます。

さて、これはスークが32,3歳の録音。彼の演奏を70年代以降のものばかり聴いてきたけど、折り目の正しいテンポ感と伸びのある高音は、ここでも堪能することができます。
とりわけ、芳香匂い立つような2楽章と、端正でありつつ躍動感のあるカデンツァは素晴らしい。プシュホダの作であるとのこと、これは初めて聴きました。

コンヴィチュニーの指揮は、足取り軽やか。2楽章におけるファゴットの朴訥な味わいは聴きもの。







































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Comment

特異な逸品 - 老究の散策クラシック限定篇

ベートーヴェンの全ピースを振り返ってもご指摘通り特異な印象が残ります。
オイストラフ、シェリングで交互に聞き流しとります。
2022.09.25 Sun 22:58 URL [ Edit ]

こんばんは! - 管理人:芳野達司

おお、やはりそう思われますか。
とくに1楽章における悠長さは、ベートーヴェンのほかの作品にはみられないかと思います。
オイストラフ、シェリング、どちらも好んでおり、たまに取り出しております。
2022.09.25 23:13

哲学的に言えば・・ - 老究の散策クラシック限定篇

人間の負のメカニズム交渉劇tr機







2022.09.26 Mon 23:56 URL [ Edit ]

すみませんでした - 老究の散策クラシック限定篇

記入中眠ってしまいました。
世界中を巻き込んでのプーチンの所業や宗教法人での獲得投票を充て込んでの日本政治の有り様というものへの嫌厭感
こんな時自分の精神的アイデンティティの平衡感をギリギリ維持できる為の音楽鑑賞といえばベートーヴェン作品以外何があるでしょう?
人間精神組成における負のメカニズムの深淵にはできるだけ忌避していたいと感じる今日この頃です。
2022.09.27 Tue 06:27 URL [ Edit ]

こんにちは! - 管理人:芳野達司

なるほどです。
ベートーヴェンの音楽には、なにか前向きにさせられる力があるような気が私もします。
瑞々しい初期作品、いきり立った中期、そして諦念から発するのであろう不思議な明るさに満ちた後期の弦楽四重奏曲。
どれも素晴らしく、しばしば取り出します。
2022.09.27 15:49
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