チャイコフスキー「くるみ割り人形」組曲 ストコフスキー指揮 ロンドン・フィルストコフスキーの「くるみ割り人形」といえば、彼にとって「ファンタジア」の頃から振っている鉄板演目。そのスタイルは戦前にすでに完成されたが、進化(変化?)は止まらなかった。
今日取り上げたのはロンドン・フィルを指揮した録音で、当時91歳。曲によって、とてもユニークな解釈をみせる。
「行進曲」は異様に速い。速すぎて、フルートなどはこんがらがりながら吹き抜ける。
「こんぺいとうの踊り」はえらく遅い。あくびのようなクラリネットにずっこけそうだ。
「花のワルツ」は、弦の流麗なメロディーでティンパニがドコドコ鳴り響く珍品。でもやられてみると、さほど違和感はない。
全体的に華やかで若々しい。ストコフスキーの場合、絶倫というよりは、年齢を超越していると言ったほうが近いようだ。
1973年12月、ロンドンでの録音。
おもむろに長野へ。
当初は会津へ行くつもりだったが、台風で磐越西線が止まったので、予定変更。
善光寺。
長野駅から徒歩で20分ほど。
参道は蕎麦屋が多い。
山門。
本堂。
642年に創建以降、10数回の火災に遭いながら生き残る。
六地蔵。
右から、地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天、だそうだ。
「かどの大丸」の蕎麦。
長野駅近くの「もみじ茶屋」で馬刺し。
この店のセットは、生ビールと馬刺し、イナゴ、さらにモツ煮込みで1800円。安い。
イナゴ。
甘辛い味付けは、足がなければ小魚とさほど変わらない。
これも「もみじ茶屋」の岩魚の塩焼き。
つきあわせはフキノトウ。ほろ苦し。
台風15号の爪痕。
倒れた我が家の木蓮。
ほろ苦し。
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