ショパン ピアノ曲集 マレイ・ペライア(Pf)ジェフリー・アーチャー(戸田裕之訳)の「15のわけあり小説」を読む。
実際に起こった出来事を含めた、文字通り15の短編であって、どれもウィットに富んでいて面白い。
女の怖さをじわじわと思い知らされる「きみに首ったけ」、なにごとも地道に辛抱強く取り組めば目標は達成できると思わせる「メンバーズ・オンリー」。
「女王陛下からの祝電」は、共に100歳を迎えた老夫婦の話。短いながら、寛容のまなざしがあたたかく心にしみる。
今日はペライアのショパン。
ペライアは長いキャリアのなかでショパンをわりとまんべんなく録音しており、これは比較的前半の時期のもの。
楷書書き風なスタイルであり、ひとつひとつの音がキリッと立っていて清々しい。節々にテンポを変化させるが、自然でなめらか。
滑舌のいい人の気のきいたおしゃべりを聴くようだ。
べたつかずサラッとしたショパンで、後味が爽やか。
1984年の録音。
神宮球場での最後のカードとなる、ヤクルト-中日戦。
平田の代打逆転ホームランが飛び出し、中日が逃げ切った!
谷繁のファースト守備。珍しいと思ったが、キャリアの中でじつは初めてだったことを知ったのは、翌日の中スポで。
先発はソト。3点を取られて苦戦を強いられるものの、結局勝ち投手になり、不敗記録は続いた。
いずれにせよ、小さくてよく見えませんね・・・。
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