湯浅卓雄指揮 新交響楽団の定期演奏会に足を運びました(2024年7月28日、東京劇術劇場大ホールにて)。
オネゲル 「夏の牧歌」
オネゲル 交響曲3番「典礼風」
ストラヴィンスキー 「春の祭典」
「夏の牧歌」は初めて聴いたかもしれない。キリッと晴れた高原の朝みたいに清冽。
「典礼風」を聴くのは実演では初めて。多彩な音のタペストリーが、規則的なリズムに乗って、重厚な響きを醸し出していました。
普段はあまり聴かない曲だけれど、ずっしりとしたカロリーを感じました。
「春の祭典」。いままで国内海外のオケで多くの生演奏を聴いてきましたが、この日のは最上の演奏。名演と言って過言ではないでしょう。
個々の技量の確かさ、自然なテンポとニュアンスの味のよさ、そして痛快な迫力。
ブラーヴォ、でした。
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