
矢崎彦太郎指揮 新交響楽団の272回演奏会に足を運びました(1月12日、東京芸術劇場コンサートホール)。
前半は当オーケストラのチェロ奏者でもある坂田さんの新作の世界初演。
過去の甘い懐かしさと現在の苦い苦悩が入り混ざったような作品と感じました。細やかな色彩感はブーレーズに似ているけれど、温かい。
後半はマーラーの3番。これは、曲線的な動きを基調とした指揮者に呼応する、大波小波のうねりある演奏。テンポも比較的ゆっくり目で、測ってはいないが100分はかかっていたのじゃないかな。
独唱は池田さん。いつ聴いても、高貴でかつ深い歌声。女声並びに児童合唱も輝いていました。
全体を通して、大交響曲の威容をあますところなく味わい尽くすことができて満腹。
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