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クライバーンのラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」

2007.04.01 - ラフマニノフ
横浜弁天橋からみなとみらいを望む。

横浜

先週木曜日の横浜は大変な強風。立っていると風に押されるので、歩く必要がないくらい。


近所の親水公園。

sakura1

sakura2


これは本日に撮ったもの。買い物のついでに立ち寄ってみた。
昼間から宴会たけなわで、周囲はほのかに酒臭い。自分が飲めない立場でそういう光景を見て歩くのはちとつらいものがあった。



勝手にラフマニノフの日

ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を聴いたのは、クラシック音楽を聴き始めてすぐのことだった。
それは、当時LPが家にあったからだった。私の叔母のものだったはずである。
それがこの演奏。

クライバーン

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番 ヴァン・クライバーン(Pf) ライナー指揮シカゴ交響楽団


このLPを聴いたときは、カプリングのチャイコフスキーのほうを断然気に入った。冒頭からの華やかさに魅せられ、それは何度も聴いたものだ。メロディー云々よりも、まず派手な音楽を志向していたからだろう。それにくらべてラフマニノフのほうは、出だしからして地味で、当時の私にはあんまりピンと来なかった。
この曲の良さがわかったのは、聴き始めてから数年たってからだったと思う。全編が映画音楽のようなメランコリックな旋律に彩られていて -それは当時、「日曜洋画劇場」の最後に流れていた、コール・ポーターの音楽にそっくりで、いや、ポーターのほうがラフマニノフに似ているということなのだけど- なんでこんなにわかりやすい音楽を聴けなかったのか、今思うと不思議である。

掲載しているジャケットのものとは異なるが、このLPは70年代上旬のもので、見開きジャケットに十数ページもの解説がついている豪華版である。当時のLPにはそういうものが多かった。
こういうものがあるのであれば、少々高くても日本盤を買おうという気にもなるが、CDではそんな気になれないだろう、なにしろジャケットの魅力が違いすぎるから。
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