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ハイドン「交響曲第93,94番」 ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団デイリーポータルZの記事を読んでいて思い出したのだが、昔、ウチの会社にカップヌードルの容器にご飯をつめて弁当として持参してくるヒトがいた。
最初に見たときは度肝を抜かれた。
当時20代半ばで自称ビンボーだったとのことだが、会社勤めしているくせに、容器を買えないほどのビンボーさというものが想像できなかった。それとも単なるウケ狙いだったのだろうか。
その人は違う会社のヒトで今はもういないので確認のしようがないのが心残りだ。
また、これも10年近く前に会社にいたヒトの話だが、彼はカップ焼きそばに湯を注いだあと、湯を捨てずにソースを投入して食っていた。中国人であった。勘違いをしていたのか、もしくはそういう味が好きだったのかはわからない。
本人はいたって真面目なヒトだったので、ウケ狙いには見えなかった。
どういう味がするのかうすうす解るので、いかに人生が不確実なものであろうと、今後ぜったいに真似をしようとは思わない事柄のひとつである。
勝手にハイドンの日
ハイドン。交響曲と弦楽四重奏曲の父と呼ばれていて、「パパ・ハイドン」とのニック・ネームで呼ばれることもあるが、あっちのパパではないようだ。もし、あっちのパパであったとしたら、それはそれで親近感が湧くのに。
私はハイドンをあまり聴かない。嫌いだからではなく、貧乏性だからである。何故かといって、あんなに多くの作品を書いたヒトもいないからだ。ハイドンに関するサイトを検索してみると、案の定、というか想像以上に作品がてんこ盛りであった。
オペラが約20。交響曲が約110。シンフォニアが約15。ディヴェルティメントが約50。協奏曲が約40。弦楽四重奏曲が約80。弦楽三重奏曲が約30。バリトン三重奏曲が約120。ピアノ三重奏曲が約40。ピアノソナタが約50。その他に室内楽曲、オラトリオ、ミサ曲、声楽曲などが多々あるわけだ。
冒険するには作品が星の数ほどもあるうえに、大部分の作品の評価が固まっていないので、何を買っていいか皆目わからない。棚の前で呆然と立ちすくみ、結局モーツァルトなぞを買い込みそそくさとCD屋をあとにするのが常である。
セルの指揮する交響曲は、拙宅の希少なハイドンのひとつ。
ハイドンの交響曲はいろいろニックネームがついていて面白いけれど、
上記の理由から名前は聞いたことがあるけど実際には聴いていないものが多い。
セルのハイドンはようく整理整頓されたもので、特に弦楽器のバッチリ決まったアンサンブルを聴く妙にたけている。私見では、もう少し彩りと潤いがほしいところ。
第2楽章は電車にむかない。ずーっと無音で、いきなり驚愕の部分だけが聴こえるしまつ。ひとり寂しく苦笑するしかない。PR
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