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フィルクスニーのドヴォルザーク「ピアノ五重奏曲第2番」

2006.10.04 - ドヴォルザーク
フィルクスニー

ルドルフ・フィルクスニー(ピアノ)リッジ弦楽四重奏団

今月からようやく、私が勤めている会社にも毎週水曜日の「全社一斉定時退社日」が奨励され始めた。同業他社に比べて、20年近くの遅れであるな。
そうはいっても、仕事が立て込んでいるヒトはなかなか帰れない。
私も多忙な時期はなかなか早く帰ることができないが、ここ何日かは割に暇なので、今日はサッサと6時半に。それでも1時間の超過である。


昔から、「ながら聴き」ができないたちである。
本を読みながら、あるいはサイトを眺めながら聴いても、視覚から入る感覚のほうが強いので、音楽がないがしろになってしまうのである。それまでに何度も繰り返し聴いてきた演奏であればBGMになるが、初めて聴く曲、もしくは演奏の場合だと、結局なにも理解できないまま終わってしまう場合が多い。

このドヴォルザークの五重奏曲も、過去に何度か聴いているはずなのだが、今回じっくりと聴いてみて、第3楽章以外はなんだか初めて聴いたような感触がある。
出だしからドヴォルザーク特有の懐かしいメロディーが満載。
フィルクスニーのコロコロとした艶のいいピアノは、いつも耳の快感である。このピアニストはどうしてもっといろいろな作品を録音してくれなかったのか。リッジは、木目細やかでしなやかな弦を聴かせる。
いくぶん残響の多い録音であり、パースペクティヴをよくとらえており、小さなコンサート・ホールで実際に聴いているかのようである。

今回聴いたのは、台湾で購入したBMGの「2CD」シリーズ。
このジャケットはなんとかならないものか。顔が恐いよ。




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