新国立劇場による、チャイコフスキー「眠れる森の美女」公演に足を運びました(2024年11月3日、新国立劇場オペラパレスにて)。
バレエを最初に観たのは7,8年前のこと。同じ「眠れる森の美女」で、場所もオペラパレスでした。
周りの客席には家族連れや女性ばかり、おじさんがひとりで居るのはちょっとヤバいんじゃなかと思いつつ、舞台に集中したことを覚えています。
この日の公演もよかった。演出や振り付けの塩梅は全然わからないけれど、とにかく華やかで美しい。踊り手がくるくると回転すると、自然に拍手が沸き上がるときの高揚感は、他では味わえないでしょう。
チャイコフスキーの音楽だけでもじゅうぶんにお腹一杯なのに、舞台が加わるなんて、こんなに贅沢なことがあるのでしょうか。
演奏も手慣れたものでスキはなく、夢のような2時間半でした。
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