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【2019年印象に残る演奏会】

2019.12.30 - 日記

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・東京二期会、黛敏郎「金閣寺」
 音楽の予習なしで臨んだけど面白かった。なかでも、宮本益光さんと嘉目真木子さんは光っていたように思います。

・ムーティ指揮シカゴ交響楽団
 何はともあれ、チャイコフスキーの5番が素晴らしかった。欲を言えばホルンはもう少し出張ってもよかったかな。

・新国立劇場、マスネ「ウェルテル」
 藤村美穂子さんの独壇場。その一言。

・柴田真郁指揮日本フィル
 宮田大さんが弾くエルガーのコンチェルトは名演。今後、彼から目を離せない。

・ツィメルマンのリサイタル
 演目は好みでなかったけれど、深くてしなやかなフレージングに酔いました。

・ポンス指揮NHK交響楽団
 薮田翔一さんの「祈りの歌」世界初演。淡い水彩画の瑞々しさを湛えており、心に染み入りました。

・ディーヴァ・オペラ、モーツァルト「後宮からの誘拐」
 LFJ公演。シンプルな舞台とピアノ伴奏、そして生気のある歌手たち。時を忘れて浸りました。

・ボローニャ歌劇場、ヴェルディ「リゴレット」
 歌手、オケ、演出それぞれ文句のつけようがない。楽しいひとときを過ごしました。

・プレトニョフのリサイタル
 最後のリストが凄すぎた。震えました。

・ザンデルリンク指揮ドレスデン・フィル
 ユリア・フィッシャーさんによるブラームスは、気品と雄渾さを兼ねそなえた一級品。

・藤原歌劇団、ロッシーニ「ランスへの旅」
 荒唐無稽な話だから、一層ロッシーニの音楽が映えるように感じます。砂川涼子さんのオーラを堪能。

・大野和士指揮東京都交響楽団、ベルリオーズ「ロメオとジュリエット」
 ベルリオーズはやはり歌モノが優れていると実感。

・英国ロイヤル・オペラ、ヴェルディ「オテロ」
 クンデさんを始めとする主役級3人が堅調、パッパーノさんの指揮もパワフルで、大変聴きごたえがありました。

・ビシュコフ指揮チェコ・フィル
 「新世界交響曲」を楽しく聴くことができたのは40年振り。

・ヤニック・ネゼ=セガン指揮フィラデルフィア管弦楽団
 シルキーな弦楽器の音色がなんともチャーミング。

・ポーランド国立ワルシャワ室内歌劇場、モーツァルト「フィガロの結婚」
 フィガロはやはりいいと、しみじみ思う。

・東京バレエ団、チャイコフスキー「くるみ割り人形」
 チャイコフスキーのバレエを観ることは、この世でもっとも至福なひととき。


【番外編】
以下は友人が出演したコンサート。贔屓の引き倒しになるので、敢えて番外としました。

・本村先生プロデュース『東京リコーダー音楽祭』
・河野真有美さんピアノ、プッチーニ「トスカ」ハイライト
・藤岳さんと野間裕美子さんのデュオ・コンサート
・山田健さん、野澤桂子さんのデュオ・コンサート
・村上公太さん(上記ロメジュリも歌っています)がドン・ホセのビゼー「カルメン」ハイライト
・廣瀬康文さんが合唱で参加のMAXフィル「第九」


では、よいお年を!

















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