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ヒラリー・ハーン(Vn)ウルフ指揮セントポール室内管/バーバー、マイヤー「ヴァイオリン協奏曲」プロ野球のオープン戦が始まり、いよいよ春が来たという実感が湧いてきた。
FA制度が始まって以来、選手の移籍が多くてなかなか覚えられなかったりするのが我ながら痛々しい。
とはいえ、私的に今年も何人か注目の選手がいる。みんなロートルですな。
桑田。38歳にして果敢にメジャーに挑戦する意欲がいい。昨日は1回を無失点に抑えたということでホッと。パイレーツの監督、どこかで聞き覚えがあるなと思ったら、元横浜のトレーシーなのですね。昔日本にいた選手の多くがメジャーで監督やコーチになっていて、ますますメジャーへの親近感が湧くではないか。嬉しいような困ったような。
中村ノリ。昨年はオリックスで2億の年俸をもらっていたヒトが、今年は400万。しかも2軍の試合にしか出られない育成選手である。彼にいったい何が起こったのか? 日本での実績が最高潮のときにドジャースに行ってコケ、で日本に帰ってきて球団ともめてこういうことになったのは、彼の生き方がヘタだからに他ならないが、そういうヒト、嫌いではないナ。いつ這い上がってくるのか楽しみである。
工藤。一昨年のオフに「来年はメジャーに行くよ」などとブチ上げて大喜びさせてくれたものだが、今年は意外にも横浜へ。彼のキャラクターでベンチも明るくなるに違いない。山本昌と並んで20勝は期待できるだろう。
バーバーのヴァイオリン協奏曲は、この度初めて聴く曲。
元々、ある実業家の養子のヴァイオリニストのために書かれた曲であり、実業家から前払い金を受け取った後、バーバーは何故かスイスに行ってこの曲を書く。で、出来上がった曲を見せると、第3楽章が演奏不能ではないか、というクレームがついて(よくある話ですね)、金を返せという話になったが、バーバーは「スイスで使っちゃったから、ないよーん」と言って払わなかった。それを見かねた親切な友人がカーティス音楽院の学生に弾かせて「ほら、できるじゃん」ということで丸く収まったということである。
冒頭から魅せられた。軽やかでほんのり甘くて息の長い旋律を、ハーンの透き通ったヴァイオリンが奏でる。
不純物のない実に透明感のある響きが心地よい。アレグロ-アンダンテ-プレストの3楽章構成であるが、聴いた感じは緩-緩-急であると思った。第1楽章が好み。頭をからっぽにして水割りを。
昨日はラヴェルで飲みすぎて二日酔いになっちゃったので、今日は適当に抑えてと。PR
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