フレミングとエッシェンバッハ/シューベルト名歌曲集埼玉はまだ梅雨明けはしていないようだが、今日はまあまあの快晴。
日差しは強いけれど、涼しい風が吹いてきてなかなか快適。
ここ数年の夏は暑すぎて閉口だけれど、このくらいの気温で夏をすごせればいいなあ。
このCDは、題名通りシューベルトの有名な歌曲を集めたものである。
シューベルトのオールスターといえよう(ナンノコッチャ)。
フレミングは、元々アメリカのオペラハウスで活躍していたヒトで、シューベルトのリートの録音はこのCDが始めてであるらしい(といっても、もう十年くらい前のことだが)。
だからであろうか、とても豊満でドラマティックなシューベルトである。時には、脂の乗った声を豪勢に披露し、また時にはとても可憐に囁く。
F=ディースカウのシューベルトが男の悲哀であるとしたら、フレミングのそれは女の野望といったところか!?
エッシェンバッハのピアノは、リズムを重視した弾き方。相変わらず弱音が綺麗である。
1曲目の「野ばら」はあまりにも豪勢でオペラティックなものだったので、ちょっとひいてしまったが、「春に」はいい。抒情とほのかな艶があふれている。素晴らしい名唱とピアノである。
これは今年イチオシの癒し系音楽。
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