ニッセイオペラによる、ドニゼッティ「連隊の娘」公演に足を運びました(2024年11月10日、日生劇場にて)。
この曲は聴いたことがなく、また予習は短いあらすじだけを読んだだけで挑みました。
音楽はいたってフレンドリーなものなので、じゅうぶん楽しめた。お話はシンプルであり、かつ随所に笑いを散りばめており、退屈さをまったく感じませんでした。
主役ふたりはほぼ出ずっぱりなので、彼女らの歌と演技は重要です。
マリーは写真1枚目のいでたち、実物もなんとも可愛くて参りました。ベルカント特有の技巧を惜しみなく披露、超高音を難なく歌い上げていて痺れました。トニオの歌唱も同様。アリアのアンコールを目にするのは久しぶり。それほど素晴らしかった。
オーケストラもノリがよく、出演者全員が楽しそうに参加していることが実感できました。
ドニゼッティのブッファは、いいものですね。
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