ブリュッヘンのリコーダー、ビルスマのガンバ、レオンハルトのチェンバロによる、テレマンのソナタを聴きました(1963年の録音)。
フランス・ブリュッヘンの初期録音集より。
7曲中、3楽章制て4楽章制が混在しており、短いものは6分程度、長くても10分くらい。小気味がいい。演奏の目覚ましさもあり、退屈するヒマはありません。
硬質な木の手触りがするリコーダーは軽やかにして毅然としており、春の風のようでもあります。音色の魅力だけでも、ずっと聴いていられる。
古い録音だけれど、ブリュッヘンのリコーダーを聴いて未だに色褪せないどころか、遥か高みにあることを改めて思い知らされました。
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