「海にきらめく珠玉のチャリティガラコンサート16」に足を運びました(2018年7月16日、上野、東京藝術大学奏楽堂にて)。
これは、日本声楽家協会による催しで、名の通ったベテランから新進気鋭の若手まで18人の歌手がアリアを披露してくれました。
日声協の選抜部隊であるし、それぞれのプライドをかけた演奏だから、どれも大変聴きごたえのあるものでした。それは歌だけではなくピアノもでした。レベルの高さに舌を巻きました。
強いて言えば、チャイコフスキーの「オルレアンの少女」での、山下さんの厚みのある歌唱、ヴェルディ「リゴレット」で華麗な歌を聴かせた城さん、ビゼーの「カルメン」で殊の外色っぽい歌唱を聴かせてくれた望月さんが印象に残りました。
こんな形のコンサート、お盆の時期に開催されることは、なんだか感慨深い。
来年も行こうかな。
〈公演監督〉
伊原直子 川上洋司 高橋啓三
〈ソプラノ〉
大久保陽子 大隅智佳子 島崎智子 醍醐園佳 藤井冴
〈メゾソプラノ・アルト〉
有田真恵 伊原直子 手嶋眞佐子 山下裕賀
〈テノール〉
川上洋司 倉石真 城宏憲 望月哲也
〈バリトン・バス〉
甲斐栄次郎 小林大祐 三戸大久 高橋啓三 宮本益光
指揮:高橋大海
ピアノ:服部容子 森島英子 山口佳代
合唱:公募による日声協祝祭合唱団
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