先週末の話。
部屋の中が、収拾つかない状態であった。
買ったままほったらかしの本。途中まで読んで挫折した本。捨てようと思って紐で結わえ付けているままの本。録画したままラベルを張らずにころがっているビデオ。
そろそろ夏を迎えることだし、ここでいっちょ部屋の片付けをしなければと一念奮起。
まずは本。
文庫や単行本は、表紙を見て必要なものと捨てるものとの分類ができる。
なかには残すかどうか躊躇するものが何冊かあって、そのまま読みふけってしまったり、ずいぶん昔のエロ雑誌が出てきたりして、作業は難航をきわめた。
エロ雑誌は「日経コンピュータ」の束の中にそっと紛れ込ませ、次の水曜の本の回収日へ直行。
本よりも大変だったのが、ほったらかしのビデオ。
再生しないことには、何が入っているのか、皆目見当がつかない。ひとつずつみていかないことには、どうにもならない。
ほどよく西日の差す酷暑の部屋で、10数本のビデオ鑑賞を開始。
いきなりNHKの朝の連ドラ。
15分早送りして再生。
おおなんと、小澤征爾だ。しかもマーラーの「第九」。いつの演奏だか、録画した記憶もまったくない。近日中に観なければ。
次のビデオにはベッカムの特集。前回のワールドカップのものらしい。
30分単位に早送りして確認。
やがて「北の国から」が延々と流れ出す。どんどん早送りするが終わる気配がない。田中邦衛が若い。これは総集編に違いない。巻き戻して録画用に決定。
次はテレビ将棋、羽生善治と丸山忠久の対戦。このときは確か丸山が勝ったのだ。もう観たから録画用に保管。
田中邦衛こんな感じで次々と再生を繰り返し、残したものは次の通り。
・ラトルとベルリン・フィルのジルヴェスター・コンサート
・ラトルとベルリン・フィルのマーラー「第四」
・ハンフリー・ボガードの「俺たちは天使じゃない」
・小泉今日子と柄本明が出ているドラマ
忘れ去られて数年。
耐えに耐えて耐え抜きました。
もしかしたら、今後のネタになるかもしれないので取っておこう。
自宅に居ながらにして、熱中症になりそうだった。
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