忍者ブログ

パールマン、マ、アックス、メンデルスゾーン"三重奏曲"

2016.07.13 - メンデルスゾーン

ma



アックスのピアノ、マのチェロ、パールマンのヴァイオリンで、メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲1番を聴く(2009年3月、ニューヨークでの録音)。


パールマンの実演は2回聴いた。一度目はメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲だが、なにぶん中学生のときなので、詳しく覚えていない。車椅子で登場したところがショッキングであったくらい。
二度目は3年前。これはリサイタルで、グリーグやタルティーニをやった。素晴らしかった。羽毛のように軽やかで、煌びやかな音。名人のヴァイオリンとは、こういうものなのだなと、深く納得しないではいられなかった。

このメンデルスゾーンでもパールマンは好調。そして、マとアックスも。若い頃から才気煥発であった彼ら、中年になっても絶好調だということを示している。

ライナー・ノートでアックスは、メンデルスゾーンは「音楽史上最高の神童」と褒め称えている。その言葉にさして異存はない。この曲は、彼が30歳くらいのときに書いた作品だが、瑞々しさは10代の頃に劣らない。明るい色調のなかに、うすぼんやりとした憂愁を湛えており、深みもある。

それにしても、このジャケット、パールマンとアックスが似すぎており、実際に会ったら間違えて困るだろう。会うことは、ないか。







ma
 
春。








PR
   Comment(0)    ▲ENTRY-TOP

Comment

コメントタイトル:
投稿者名:
Mail:
URL:
投稿内容:
Password: ※1
Secret: 管理者にだけ表示を許可する※2
※1 パスワードを設定するとご自分が投稿した記事を編集することができます。
※2 チェックを入れると管理者のみが見ることのできるメッセージが送れます。
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
4 5 6 7 8 9
11 12 13 14 15 16
18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ポチっとお願いします(´_`\)  ↓ ↓ ↓
最新TB
カテゴリー