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カントロフのヴァイオリン協奏曲

2006.05.11 - チャイコフスキー
カントロフは1945年生まれのフランスのヴァイオリン弾き。
パールマンやズーカーマン、そしてチョン・キョン・ファと同年代です。
彼らのように派手な活躍はしませんが、元々実力はあり、特に
フランクのソナタはティボー以来の名演といえるでしょう。
というか、決めつけております。

今回のCDは、元々は違うカップリングでそれぞれ別だった
と思いますが、DENONの「ザ・クラシック 1000」
としてカップリングを替えて再発売されたものです。

メンデルスゾーンはロス=マルバ指揮オランダ室内管との競演。
まず出だしが聴かせる。そこでは、ヴァイオリンがすでに泣いている
(どこかのパクリ)。
触ったら壊れそうなくらい、そうっと弦を響かせていて、
その繊細な感覚がいい。
それからまったりと音楽は進んでいきますが、全体的に
よく言えばくせのない、悪くいえばインパクトがないように感じます。
ヴァイオリンの音色は文句なくいいですね。


チャイコフスキーはトムソン指揮のロンドン・フィル。
まず出だしは淡々と始まる。
それからだんだんと音楽は進みますが、盛り上がりの部分で
速度を急に上げたりして、少々興奮させられます。
第2楽章では弱音器の響きが儚く、広大なるロシアの大地を
感じずにはいられません。

行ったことはありませんが。

終楽章は快速テンポの情熱演奏です。
最後は菜ばしで指揮しちゃうくらい盛り上がります。
このCDでは、チャイコフスキーがお勧めです。


カントロフ
メンデルスゾーン/チャイコフスキー Vn協奏曲


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http://bloghiroba.com/blog/
貴サイト様を拝見し、是非当サイトにご参加いただきたいと思いコメントさせていただきました。
できたばかりのサイトですが、皆様のアクセスアップの少しはお役に立てるよう努めてまいりますので、ご参加をご検討くださいませ
2006.05.12 Fri 01:55 URL [ Edit ]
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