ショパン:ワルツ集 ヴラド・ペルルミュテール(Pf)ペルルミュテールのショパン「ワルツ集」。
昔から定評のある録音らしいが、初めて聴いた。ワルツといえば、リパッティ、コルトー、ルービンシュタインといったところが有名で(あと、数曲のみ残されているミケランジェリがまったくもって捨てがたい!)、実際にいい演奏なわけだけど、ペルルミュテールも素晴らしい。
気持ちゆっくり目のテンポで、じっくりと弾いているので、広がりと深みがある。いっぽう、ピアノの音は軽やかで、いくぶんの潤いを湛えながら夜の星のように輝く。テンポと音色とが相俟って、しっとりと落ち着いた、雰囲気のある音楽になっている。いい感じでアンニュイでもある。昼下がりの若い未亡人を思い起こさずにはいられない(なんじゃそりゃ)。
録音も含めて、バランスがいい。ショパンのワルツを聴きたくなったら、これからはこのCDを取り出すことが多くなりそう。
1962年10月、ジュネーヴでの録音。
伯父の法要のため名古屋に行った。こちらの親戚に会うのは、およそ20年ぶり。みんな歳をとった。ワタシもだ。
慌ただしく日帰り。せっかくだから予定を立てて何泊かしてくればよかったかも。
「風来坊」の手羽先。同じく手羽先で有名な「山ちゃん」は東京にも支店があるからたまに足を運ぶが、「風来坊」は東京では見かけたことがない。名古屋にしかないのかな。
東京駅の駅弁屋で「鯖寿司」。米子の名物らしいが、鯖はノルウェー産なのだそうだ。
脂がのっていて美味。
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